TriLock到着、装着

2022/04/21~

 

 

Twitterで見覚えのあるSTRiDA用パーツの写真が流れてきた。

 

 

 

以前リアヒンジあたりから異音が発生した際に、解決策をStrida Forumで探して発見したやつだ。

 

 

 

結局はボトムチューブをスプリングワッシャーが引っ掻くことで鳴る音が異音の正体だった。

ペダルを強く踏み込んだときにボトムチューブが僅かに撓み、ヒンジのワッシャーが撓んだボトムチューブの表面をカリカリと擦り削る。

そういうカラクリ。

 

bikegang.ecwid.com

冒頭のTweetは、その解決策として開発されていたSTRiDA用の新しいリアヒンジシステムがBIKEgangという海外のサイトでTriLockとして発売されているというTweet

 

 

 

ずっと前にも書いたけど、今使っているリアヒンジのボルトは64チタンの別注パーツで、ボトムチューブを引っ掻くスプリングワッシャーはこれらに代用させることで解決させていた。

異音が再発したこともあったが、適度なボルト締めと緩み防止にタイトロック、角の丸いワッシャーに薄くグリスを塗布することでそれ以降の再発はなく安定していた。

自分にはTriLockは多分必要ないかも知れないが、上記対処では根本的な解決には至ってないかも知れないし、TriLockを導入することでよりリアヒンジが固定されるような気がして購入してしまった。

妻のSTRiDAは通常のスプリングワッシャーを装着したままなので2セット発注し、とりあえずは自分のSTRiDAでTriLockを試した後、問題がなければ妻のSTRiDAにも導入するという2段階でやろうと思う。

 

 

2022/05/05~

 

 

待つこと2週間。

前々から欲しかったが購入できる場所を見付けられなかったSTRiDA用OスパナもBIKEgangさんで見付けたのでついでに購入した。

 

 

 

今まではBBを回すためにフックレンチというものを使っていたが、これがなかなかしっかりとBBを噛んでくれないので困っていた。

これでようやくBB蓋の爪を傷めずに締めたり緩めたりができるようになった。

 

 

202205/08~

 

 

時間が出来たので早速TriLockを導入しようと以前購入したトルクレンチセットを準備したがソケットレンチの22mmが必要なのに丁度持っていなかった。

 

 

 

しょうがないのでAmazon22mmソケットを購入する。

到着は今夜なので導入は明日になりそう。

 

出鼻を挫かれてしまった。

 

 

 

特にトルクレンチである必要性がない、という方にはこちらをお勧めしたい。

これでSHIMANOのフリーホイール工具(TL-FW45)にも24mm側で対応できるのでSTRiDAのフリーホイールを外す場合にも非常に便利だ。

得物が長いのでテコの原理で力が入り易く、固い固いと謂われる難関のSTRiDAフリーホイール外しには持って来いの一品と言える。

 

 

2022/05/09~

 

 

 

道具さえ揃えば時間の掛かる作業ではなさそうなので早速取り掛かる。

 

 

 

これを外して…

 

 

 

こうなる。

アクスルの穴の中の汚れはロックタイトの残りカスで、ボトムチューブ表面の円状の傷はデフォルトのスプリングワッシャーが付けた傷だ。

グリスや汚れを拭き取ったらせっかくなので…

 

 

 

そのままボトムチューブをリアアクスルから外して薄いナイロンワッシャーの確認と…

 

 

 

清掃、グリスの塗り替えをおこなった。

再びナイロンワッシャー、ボトムチューブを戻したら…

 

 

 

https://d2j6dbq0eux0bg.cloudfront.net/images/4970062/3043625897.jpg

BIKEgangさんのTriLock装着手順12から順に消化していく。

締め込みトルクが書かれていないのが気になったがとりあえず常識的な範囲の力で締め込んだ。

特に小さいイモネジは滑易いので3ヵ所順繰りに軽いトルクを掛けていった。

 

 

 

プラのような素材でできている肌色のワッシャーがボトムチューブの表面に貼り付く部分になるので両面に薄くグリスを塗布。

灰色のやたらと硬い材質でできた鉄のスプリングワッシャーはボトムチューブに接触しないのでグリスは塗らない。

最終的にはイモネジ全部にロックタイトを塗布したいが最初はとりあえずそのままでねじ込み様子を見た。

折り畳み時に稼働する部分でもあるので強く締め過ぎていたら良くない。

小さいイモネジはサビが心配だなぁ。

 

 

 

装着後、折り畳み時のボトムチューブ動作を繰り返してみる。

締め過ぎて動作が硬くなっていないことを確認し、TriLockが緩んでもいないことを確認する。

 

 

 

各リアヒンジのセット重量一覧。

デフォルトのスプリングワッシャーボルトセットのワッシャーがこんなに枚数多かったかな…?もしかしたら別のワッシャーも混じっているかも知れない。

液晶部分が少々見辛い……左から19g、21g、8gだ。

 

軽く試運転がしたかったが、今日はこれから雨の予報だった。

しかしまぁ、弄ったら試運転したくなるのが自分の常なので、雨が降らないことを祈って早速江戸川サイクリングロードへ向かってしまった。

 

少々長いので続きは次回。

 

 

 

次回…やっちまった!

 

 

u-84.hatenablog.com