サイクルボトルを新調して感じたことやボトルの中身について

2022/09/28

 

 

ボトルを新調した。

 

 

 

今まで使用していたボトルはこちら

特に何かにこだわった訳ではなく、自分が乗るSTRiDAのカラーに合うようなボトルを探したらこれに行き着いた。飲み口を上下させることで水の出る出ないを変更するタイプのよくある普通のボトル。ちょっと気を遣わないと飲み口部分内側に残った水が、飲み口を閉じた後に溢れてくるのが気になっていた。容量は625ml。

 

 

 

今回購入したボトルはELITEのFLYボトル550ml

Amazonで軽量なボトルを探してカラーも合うのでこちらへ変更。レビューによれば、水漏れもなく、ボトルが柔らかく使い易いとのこと。

 

大体どのボトルも"水漏れしない"と謳っているにも関わらず、割りと水漏れするのでここら辺はあまり期待してはいなかった。これからの季節気温も下がり、ボトルの容量が少なくても良いのでそのぶん軽く使い易いボトルが欲しかった。

 

 

 

こちらはRCCボトル。

 

 

 

こちらはELITEボトル。

 

 

 

長さの違いもさることながら、

 

 

 

レビューにある通りボトル本体が薄く作られているためとても柔らかい。

500~600mlぐらいのお茶のペットボトル程度の柔らかさ。

こういった部分で軽量化に繋がっているのだろう。

 

ただ安価な造りのためか、ボトルの厚みにやや偏りがあるのが気に掛かった。

表面も艶のある造りのためケージへの抜き差しで小傷が目立つようになっていくのは少しだけ気が引ける。

 

 

 

明らかなメリットは洗い易く清潔を保ちやすいことだと思った。

 

このボトルサイズなら普通の食器洗い用スポンジを突っ込んで底まで洗えるし、手を突っ込む際に邪魔なボトルのくびれも途中にない。そして蓋の飲み口部分を捲るように引っ張ると簡単にシリコン部分が外れてくれるので洗浄も乾燥も手が掛からない。

 

サイクリングから帰ると地味に面倒なのがボトルの洗浄なので、こういった造りなのはとても嬉しい。

 

 

 

実際に使ってみたが、今のところ他のボトルにあるような飲み口からの水漏れもないし、飲み口の上下がとてもスムーズで本当に使い易い。

飲み口には口を付けずに手で飲み口を上げ、ボトルを圧迫して出た水を口内でキャッチする飲み方をしているが、ボトルが柔らかいので思わぬ勢いで水が飛び込んでくることに気を付けなくてはならない点以外で使用に際してのデメリットらしきものがない。

 

ボトルの厚みに偏りがある分薄い部分からの破損や、飲み口部分の耐久性が気になるところではあるが、値段が安いので気軽に買い替えができるだろう。

 

 

 

夏場にはもっと容量が欲しいところではあるので、その場合はこちらを参照していただければ750mlや950mlといった大容量サイズも販売しているのでそちらをお勧めしたい。

 

 

 

また、カラーも豊富だ。

文字による自己主張も控えめなので、色さえ気を付ければ合わない自転車は少ないと思われる。ボトル自体の軽量さ、飲み口の機能性とシンプルなデザインは多くの方に親しまれる理由として納得だ。

特にこの飲み口は個人的にもかなり気に入ったので次回ボトルを購入する場合はまたELITEのボトルを選択すると思う。

 

 

 

製品の出来とはあまり関係がないが、このシール…実はボトルに直接貼り付けられて送られてくる。

安いシールによくある紙の粘着シールだ。下手に剥がそうとするとビリビリに破けてしまって手間が掛かるうえに大抵の場合は粘着部分が表面に残ってベタベタする結果になってしまう。長時間水に漬けて剥がそうにも綺麗に剥がれない場合もあるし、市販のシール剥がし剤を使おうにもプラ表面へのダメージやデザインの剥がれが気に掛かる。

正直面倒なので直接商品にシールを貼るのはやめてほしい。

 

 

 

 

■ボトルの中身について

サイクルボトルを使い始めた頃、水道水にポッカレモンと塩、砂糖を混ぜた簡易スポーツドリンクを用意したり、粉末タイプのポカリスウェットを溶かしたりとそれなりに中身に工夫をしていた。

しかしそういった飲料をボトルに詰めてしまうと、こぼしてしまった場合にベタ付くし、上記以外にもどうしても飲み口から多少溢れてきてしまうようなボトルを使用していたので結局はただの水道水を入れていくようになってしまった。

ただの水道水なら手や車体の汚れを落とすために使用してもいいし、怪我をしてしまった場合の洗浄にも使える。

ボトルが高温になる夏場での使用にもカルキが入っている水道水なら腐りにくい。

 

逆に入れてはいけないのは麦茶や乳成分の入っている飲料かと思う。これらは腐りやすく、ライド中の食中りはトイレの確保がままならないので極力避けるべきだ。

また、ミネラルウォーターもカルキが入っていないので実は腐りやすいという話がある。出先で中身が空っぽになってしまった際の補給でミネラルウォーターを購入しボトルに補充する場合は致し方ないが、夏場など高温になる場合は補充した時間を覚えておくと良いと思う。

 

ボトルへの匂い移りも考慮すると、ソルティライチなどの香りが強めの飲み物を入れてしまうことなどもなるべく避けるようにしたい。味が好みだったのでついうっかりボトルへの補給で入れてしまうと、その後数週間ライチっぽい匂いが気になるボトルが出来上がってしまう。

 

今のところの最適解は"ただの水道水"だと思っている。

発汗による塩分の補給をしたいなら塩飴などで別途用意するのが良いだろう。