サイクルクッキング

2022/10/28

 

 

屋外調理をしよう。

秋は深まっていた。

 

 

 

自分は元々自転車を趣味として始める前からキャンプ用品を使った屋外調理を趣味として持っている。

 

 

 

ふと思い立って各種道具の確認と手入れで引っ張り出したらとても使いたくなってきてしまった。

 

 

 

今回はSTRiDAに積載できる範囲の道具で予定を立ててみた。

自転車でアウトドア飯をするとなるとやっぱり積載量の問題は切っても切れない。

 

 

 

思い切ってハンドルバーバッグに収まる道具だけでおこなう小規模な内容にしよう。

 

 

 

バーナーでお湯を沸かせてコーンポタージュを作り、コンビニで購入したパンを食べるという簡単な内容なのだが、火気を取り扱うという点で心配なことがあった。

 

その目的地は火気の使用を禁止されている場所ではないのか?

 

出発前に目的地を3ヵ所ほど候補として決め、ネットでその場所の禁止事項を調べた。

とりあえず公式サイトなどわかる範囲では火気の使用を禁止するという内容はどこにも見られなかった。あとは現地に赴いたときに看板や掲示板を見てそういった内容が記されていないかも確認した。

 

 

 

その後ブラブラとSTRiDAを漕いで回り、人気も少なく火が燃え移るような場所でもなく水辺であり水道もありと火気を取り扱う上での安全面では申し分ない一角を見付けることができたので早速準備に取り掛かる。

 

 

 

ボトルに入れてきた水道水をマグに移し、イワタニのジュニアガスバーナーを点火。

この日は風も弱く、風防の必要もなかった。

しばらく周囲の自然で目の保養をしたらマグが沸々と歌い始める。

 

 

 

バーナーの火を止め、持ってきたコーンポタージュの素を入れよくかき混ぜる。

たっぷり飲みたかったので600mlマグの半分のお湯を沸かして2袋投入。

普段は牛乳を温めて作るほうが好みだが、可搬性のもろもろを考えて水から作るという妥協をした。

 

 

 

ガサガサと総菜パンの袋を開け、景色を眺めながらゆっくりと食べる。

もう日が照り始めていたものの、出掛けには分厚い雲で空が覆われ肩を縮こめるような寒さだったのも相まって、この熱いコーンポタージュが美味い。

沸かしたての湯で作ったコーンポタージュは猫舌には厳しいが、なにぶん時刻はとうに昼を過ぎていたもので、空腹に焦る気持ちを宥めながらフゥフゥと冷まし味わってゆく。あっという間に2つ目のパンも無くなりマグも底を突いた。

 

 

 

キッチンペーパーでマグとスプーンを清掃し、ゴミはビニール袋に纏めて圧縮する。

シングルバーナーは折り畳み、ハードケースへ。

ガス缶はキャップを嵌めたらペーパーで包んでマグにスタック。

座る場所に困らなかったため、持ってきていた折り畳みチェアは出番がなかった。

 

 

 

今回特に深く考えずに手持ちの道具でサイクリング+屋外調理の食事を摂ったが、これぐらい簡易で気軽な内容でも久々だからか満足感が高かった。強いて言えばバッグをフロントに付けるとハンドリングが重たくなるので道具の重量はもっと軽くしていきたい。

それと手軽な内容にすれば帰宅後の洗い物も少なく済むのは気楽でいいな、と火傷した舌を残ったボトルの水で労わりながら考えた。