AmazonでSTRiDA純正キックスタンドに酷似したキックスタンドを発見した。
こちらはATRANというメーカーの品でSTRiDAのぷっくりシールが貼られていない。
STRiDAのキックスタンドはOEM品ということなんだろうか?
よくよく観察すると、STRiDAのものとはもっと違う部分があることに気付く。
アジャスターレール部分の鉄棒が黒く塗装されている。
他にもアジャスター用のネジがこちらはプラスに対してトルクスネジになっている。
ここのプラスネジはどうも滑易いので個人的にもっと効率よくトルクを掛けることのできるトルクスネジになっているのは非常に好感が持てる。
STRiDA純正キックスタンドに付属する取り付け用台座は付属しないだろうけれど、興味が湧いたので物の試しに注文してみることにした。
デカかった。
そう、26~29インチタイヤ対応とのことで、もしかしたら大きいかも知れないとは思っていた。
しかし一回り程度大きいぐらいでしかないので、もしかしたら専用台座さえあればそのままSTRiDAに付けることができるかも知れない。
その場合STRiDAキックスタンド取り付け専用台座はSTRiDA純正キックスタンドを購入しないと付属しないというパラドクスに直面することになる。
こちらを選ぶメリットはデカくて重い分頑丈だよってことぐらいかな?
画像が壊れてしまっていて見辛いが、ATRANキックスタンドのほうのみ自転車本体に接続するボルト穴の部分にネジ山が存在する。これのせいでSTRiDAへの取り付けはやや面倒なことになる可能性がありそうだ。
その場合はネジ山をドリルで潰すなりすると良いかと思う。
また、アジャスターレールが45mmほど長かった。
STRiDA純正品ではキックスタンドの足の長さが足りないという方は(稀だとは思うが)こちらのレールと交換すれば、だいぶ余裕のあるスタンド長になるかと思う。
STRiDAのBBはエキセントリックBBと言って、ベルトチェーンの張りを調整するためにキックスタンドの角度も大きく変わってしまう性質があるため、キックスタンドの足が長い方が都合の良い場合もあったりする。
そして長いぶん20gほど重くなっている。
爪先部分も滑り止め加工の有無で違いがあったが、重量は同じ12g。
思いっきり引っ張ったらスポッと抜けたので、この黒いレール部分だけをSTRiDA用に移植しようと考えた。
自分には長い分重いのが余計だったので糸鋸で長さを切り揃えることに。
切断面を金属ヤスリで整え、重量的にも誤差レベルで優位に。
特に問題なく黒いレールをSTRiDA用キックスタンドとして代用できた。
元々キックスタンドのレール部分がかなり目立つシルバーだったので、これで少々シブく落ち着いた色になってくれた気がする。この為だけにATRANのキックスタンドを購入したわけではないが、結局はこのレール部分しか今は有効活用できなさそうでちょっと勿体ない買い物をしてしまったなと後悔している。
上記はAmazon内をATRANで検索した結果。荷台用のラックの他に、STRiDAに使えそうな別のキックスタンドがいくつか候補として見られる。
どうせならもう少し違う形のキックスタンドを注文してみるのも面白かったかも知れない。
以下の2つは今まで購入してきたが、自分にはイマイチ有効活用できなかったキックスタンド。
どちらも一応STRiDAに取り付け可能だったが、台座部分が一回り小さく、間にゴムシートを挟んでもスタンドを立てる、折るの動作でズレが生じるのが気になったので結局純正品に戻してしまった。
lug cycle 自転車 用 20 インチ 軽量 サイド スタンド
こちらはアジャストできない代わりにとても軽量。
アジャスト不可というのは思っていたよりも深刻に難しい部分があるなと思った。